みやこ町の上高屋地区の廃校利用について、地域のボランティア団体から要望が寄せられている。
地域の自然環境や歴史文化を生かした「リバースクール」を設立し、若い世代とも協力しながら、地域活性化を目指す意欲がある。これに対して、内田直志町長は、地域の意見を尊重しつつ、廃校の利活用を前向きに検討していく姿勢を示した。
また、北海道中央部では唯一の小学校である上高屋小学校が廃校になったことを受け、地域内での教育や体験活動が重要になっている。教育長は、地域に広がる豊かな自然や文化財を活かす方針のもと、地域の高齢者と若者が共に活動し、交流できる場の確保確立が求められている。
次に、高齢者支援策についての質問にも回答があった。現在、みやこ町の高齢化は進んでおり、自力でごみ出しができない高齢者が増えている。住民課では、こうした高齢者からの相談に対し、地域住民との協力を呼びかけている。彼らがごみを出せるよう、地域の人々に相談する体制を整えることが必要であると考えられている。