令和6年の第1回みやこ町議会が開催される中、様々な議案が検討された。
この日は、合計36件の議案が議題となり、質疑が行われた。特に権利の放棄に関する議案や、行政のデジタル化を促進するための条例の制定についての質疑が行われたが、両議案に関しては出席した議員からの具体的な質疑は見られなかった。
議案第10号の「みやこ町職員の給与に関する条例の一部改正」に関し、熊谷みえ子議員は、施策の横断的推進を図るための政策調整監の設置について質疑を行った。内田直志町長は、財政基盤の脆弱性を指摘し、課題解決には国の事業を積極的に活用する必要があると強調した。
また、議案第22号から第36号までの補正予算案件も審議され、ほとんどの案件が予算決算常任委員会に付託されることになった。議長の田中勝馬氏は、全ての案件は今会期中に適切な審査を行う必要があると述べた。
会議では、権利の放棄に関する議案が複数提出されたものの、議員からの具体的な質問はなく、質疑はスムーズに終了した。今後、各委員会においての詳細な審議が期待されている。
この議会は、令和5年度の補正予算や令和6年度の予算に向けた重要な議論が続いており、今後の進展が注目される。