令和4年4月26日、みやこ町第2回臨時会が開催された。
今回の臨時会では、内田直志町長が初めて出席し、今後の施策を示唆した。議題は多岐にわたり、特に専決処分の承認と一般会計補正予算が注目を集めている。
専決処分については、みやこ町税条例と国民健康保険税条例の改正が提案され、それぞれの条例の改正理由が内田町長から説明された。内田町長は、地方税法の改正に伴う必要性を強調し、議員の支持を求めた。
さらに、議案第30号の訴訟事件の和解が議題にのぼり、その背景が質疑の対象となった。柿野正喜議員は、町長の決裁のタイミングについて質問し、前町長が関与していた期間に関する疑問を提起した。これに対し進光晴総務課長は、新町長の意向を踏まえた上で手続きが進められていると説明した。
また、議案第31号として令和4年度一般会計補正予算が上程され、合計2億6352万4000円の歳入歳出予算の追加が提案された。議会はこの予算案についても慎重に審議する方針を確認した。
さらに、行橋京都メディカルセンター組合議会議員の選挙も行われ、浦山公明議員と柿野義直議員が新たに選任された。この選挙についても町議会の協力が必要であるとの見解が示された。
最後に、内田町長は議会閉会の際、皆様からの理解と協力に感謝し、今後も町の課題解決に全力を尽くす意向を表明した。議会は全議案を可決し、これにより臨時会は無事終了した。この臨時会においては、議論の多い重要案件が扱われ、町政に影響を及ぼすことが期待されている。