令和3年6月4日、みやこ町において、町議会の第3回定例会が開かれた。
この日の議題には、8件の町長提出の議案と1件の議員提出の意見書案が含まれており、質疑が行われた。まずは議案第26号、みやこ町税条例の改正について質疑するも出席議員からの質問はなく、特に議事はスムーズに進行された。
続いて、議案第27号の国民健康保険税条例改正、議案第28号の介護保険条例改正に関しても質疑なしと認定された。議案第29号においては、行政手続における個人番号の利用に関する改正が扱われ同様に質疑なしとされ、議案第30号の林道維持管理条例の改正に関しても同様であった。
また、議案第31号に基づく総合計画基本構想の策定について質疑が行われたが、こちらでも質問は出なかった。これにより、質疑が終わり、事務手続きに重点が置かれたことが分かる。
次に、令和3年度一般会計補正予算、第3号の議案については、予算決算常任委員会で全員が委員となるため質疑は割愛された。そして、学校用モニター購入に関する契約の締結について質問があったが、ここでも質疑は不発に終わった。有意義な審議に向けて今後の進行が期待される。
その後、発議第2号の議会会議規則改正案に対しても質疑はなく、発議第3号、教職員定数改善に向けた意見書案に関しては、具体的に対象となる学校についての質疑があった。この点については、柿野義直議員が公立高校についても対象になるのかどうかを確認する意図を持ち発言した。
最後に、特別委員会委員の選任と各議会議員の選挙が行われ、肥喜里雄二議員が京築広域市町村圏事務組合議会議員に、原田和美議員が行橋市・みやこ町清掃施設組合議会議員に選出された。また、内田直志議員は京築地区水道企業団議会議員に選ばれた。
以上で全日程は終了し、質疑のあった議案が多くなかったことが印象的である。議会はスムーズに進行し、今後の審議に大きく寄与することが期待されている。