令和4年第5回みやこ町議会定例会が開会した。
日時は令和4年9月5日、出席した議員は14名で、定足数は満たされた。
議会運営委員会の浦山公明議員は、会期及び日程について報告を行った。今回の定例会では、議案が計20件提案されている。具体的には、町長提出案件として報告案件1件や人事案件1件、条例改正案件4件、補正予算案件3件などを含む。会期は9月5日から9月14日までの10日間と決定した。
次に、内田直志町長が行政報告を行った。新型コロナウイルスワクチン接種について触れ、60歳以上の方や基礎疾患のある方への4回目接種が進んでいることを報告した。8月末現在で、3回目接種を終えた方は8,070人、その内4回目接種を終えた方は6,310人で、接種率は78.2%に達していることが示された。
内田町長は、マイナンバーカード取得促進施策についても説明した。これには、マイナンバーカードを取得した町民に対し、地域振興券を交付する取り組みが含まれている。これまでに、約8,000人の町民へ地域振興券が発送された。さらに、マイナポイントの申請手続きサポートを行い、975名が利用したとのことだ。
また、町営住宅の整備状況についての報告もあった。上荒谷団地の建設が完了したことで、引き続き入居手続きが進められており、住民の移転が円滑に進むよう努めているとのことだ。町長は、自治体DXの推進方針や機構改革についても触れ、デジタル化の強化を目指す施策を発表した。
質疑応答では、熊谷みえ子議員が副町長人事案について質問をする場面があった。内田町長は、白川三鶴氏の選任理由として、彼のまちづくりへの熱意や過去の実績を強調した。議会の進行はスムーズであり、議案の採決も全員賛成で承認された。
次に、町長提出の様々な条例改正や補正予算案件について説明があり、提案されたすべての議案は重要であり、慎重な審議が必要であるとされる。特に、育児休業に関する条例改正案については、地方公務員法に基づく改正が求められている。
本日の全員協議会は議事日程の終了後に開催予定で、さらなる議論が行われる予定である。そのため、議員各位には活発な参加が求められる。