令和5年第4回みやこ町議会定例会が、9月4日に開会し、多くの重要案件が取り上げられた。
町長の内田直志氏は、開会の際、出席した議会運営委員長の飯本秀夫氏から会期について報告を受け、今議会では、23件の案件が提案される事を伝えた。これには人事案件や補正予算案が含まれることが強調された。
特に注目を集めたのは、令和5年度一般会計補正予算に関する議案である。内田町長は、町の財政状況を直接的に反映するこの予算が、目標とする町政運営の基盤を形成するものであると述べている。
この予算案には、2億7,315万1,000円を追加し、総額136億3,958万4,000円にする提案が含まれている。
また、町長は新型コロナウイルスワクチン接種や人権政策についても報告した。特にワクチン接種については、9月20日から新たにオミクロン株に対応したワクチン接種を開始予定であり、町民に向けた重要なメッセージとして受け取られている。この取り組みは、ートにおける感染状況に応じた柔軟な対応が求められる、と内田町長は強調した。
教育委員会委員の人事案件も話題を呼んだ。刀根伸氏の新たな任命には全議員が賛成し、議会運営において円滑な意思決定がなされることが期待されている。
さらに、議員提出の意見書案として、健康保険証の存続を求める内容が上程された。議長の田中勝馬氏は、同案について、国民の生活に直結する重要な問題であるとし、その審議が慎重に進められることが重要であると述べた。