令和3年4月21日、みやこ町議会臨時会が開会された。
本会議では、専決処分の承認や年度予算の補正が中心議題となった。
特に、みやこ町の介護関連条例の改正に関する承認が重要視された。
専決処分として提出されたのは、居宅介護支援等の基準改正や、介護予防支援事業の指定についてであった。
井上 幸春町長は、条例改正の必要性を強調し、議会に理解を求めた。
「時間的余裕がないため専決処分を行ったが、重要な改正である」と述べた。
これに対し、議員たちは各事案について質疑を行い、担当課長も状況を説明した。
特に注視されたのは、新型コロナウイルスに関連する予算補正であった。
進 光晴財政課長は「ワクチン接種推進のための予算措置が必要で、全力で取り組む」と強調した。
また、農林業関連の事業についても、天候の影響が注目された。
臨時会では、会期及び日程の決定を経て、専決処分を一括して採決する流れとなった。
全ての案件が賛成で可決されたことを受け、井上町長は感謝の言葉を述べた。
「議員の協力を得て、新型コロナウイルスの感染拡大防止に邁進したい」と思いを示した。
また、議員提出の決議も可決され、医療従事者への感謝の意が表明された。
この結果、みやこ町としては今後も感染防止に向けて取り組む姿勢を明らかにした。
最後に、井上町長は「健康管理を怠らず、皆さまが安全に過ごせるよう努力してほしい」と締めくくった。
臨時会は正午前に終了した。