令和元年第2回みやこ町議会臨時会が開催された。
この会議は、去る4月21日に執行された町議会議員選挙に続くものであり、新たな体制に向けて主要な役職の選出が行われた。議長選挙と副議長選挙が主要な議題であり、議員の役割に関する重要な決議がなされた。
まず、議長選挙が行われ、田中勝馬議員が当選した。田中議員は、当選挨拶の中で「議員の皆様のご期待に応えられるよう全力を尽くします」と述べ、協力をお願いした。
次に、副議長の選挙が行われ、飯本秀夫議員が選任された。飯本議員は「議長を支え、職務を邁進していくつもり」との意気込みを語った。
続いて、常任委員会委員の選任が決定され、その名簿が可決された。各委員会がどのように構成されるかが明らかになり、今後の議会運営に大きな影響をもたらす。特に、総務産業常任委員会や文教厚生常任委員会など、各分野で専門的な議論が交わされることが期待される。
また、特別委員会の設置についても採決が行われ、伊良原ダム対策特別委員会、基地対策特別委員会、広報特別委員会、議会改革調査特別委員会が設置されることが決定した。これにより、特定の課題に対する議論が深化する見通しだ。
他にも、京築広域市町村圏事務組合議会議員の選挙、行橋市・みやこ町清掃施設組合議会議員の選挙、京築地区水道企業団議会議員の選挙なども行われ、各議員が名を連ねた。これにより、地域行政に対する影響力がさらに拡大する可能性が示された。
最後に、井上幸春町長は、国の省エネ通達を受け、今後の議会出席についてクールビズの実施を宣言した。これに対して議員からは理解を示し、環境への配慮が必要であることが強調された。