令和4年12月7日、福岡県のみやこ町議会にて定例会が開催された。
この日は、町長が提出した14件の議案について質疑が行われる予定であった。議案には、訴えの提起に関する内容や、再生可能エネルギー発電設備の設置事業に関連する条例案が含まれていた。
質疑の中では、熊谷みえ子議員が議案第53号における土地の請求内容について、図面が添付されていないことを指摘した。これに対し、生涯学習課長の長尾優美子氏は、場所についての説明を行い、所有権の割合についても触れた。具体的には、所有者は3名おり、4分の1の割合を持つ者が2名、4分の2を持つ者が1名であるとした。
その後、議案第60号に関する質問が寄せられた。柿野義直議員は、国民健康保険税に関する条例の改正内容について、具体的な増税額の試算を求めた。田中靖一保険福祉課長は、調定額が約2100万円になるとの見通しを示し、住民生活への配慮も必要であると強調した。
さらには、体育施設の設置に関する議案についても議論が展開された。熊谷議員は、廃止の理由と今後の運用方法について質問し、長尾優美子課長からは、工業施設の再配置計画に基づいたものであるとの回答があった。町長の内田直志氏も、直ちに建物を壊すわけではないと述べ、今後の検討に時間をかける方針を示した。
最後に、各議案は所管の委員会に付託し、12月15日の本会議で審査結果の報告が行われることが決定した。今回の定例会は、町の重要な議題を扱う場となり、様々な意見が交わされる充実した内容であった。