令和2年の第1回みやこ町議会定例会が3月13日に開催された。町議会では審査を経た多数の議案が可決された。
日程第1では計44件の議案が提案され、全て全員賛成で通過した。特に重要な議案としては、「みやこ町防衛施設周辺まちづくり構想検討委員会設置条例」や「みやこ町総合計画審議会設置条例」が挙げられる。議長の田中勝馬氏はこれらの議案が町の未来において重要であると強調した。
また、議案第44号の令和2年度一般会計予算についても、審査が行われた。熊谷みえ子議員は反対討論を行い、予算編成方針における「団体補助金、助成金の減額弁」に疑念を示した。予算の中身や住民の生活に与える影響を懸念し、住民にとって生活しやすい町作りを求めた。
井上幸春町長は、全ての議案が可決されたことに感謝を述べ、町民の健康を守るための取り組みを続ける意向を示した。新型コロナウイルス感染症の予防に関しても、町民に必要な情報を提供することを約束した。
町内各種委員会の設置も進み、特に「みやこ町教育委員会外部評価委員会設置条例」や「子ども読書活動推進計画審議会設置条例」などの設立により、教育や文化の振興への期待が高まっている。今後の議会活動においても、町民の意見を反映させ、活発な議論が求められている。