令和5年第1回定例会が開催され、町長の内田直志氏は庁舎環境整備や観光行政の未来について言及した。
まず、庁舎環境整備について、浦山公明議員が本館と別館を繋げるアーケード屋根の設置を提案した。これにより、来庁者や職員の利便性が向上し、両館の一体感が生まれると期待される。内田町長は、駐車場の流れを見据えつつ、実現可能性を検討する考えを示した。また、利用されていないゲートボール場についても、駐車場としての利用について前向きな検討を行いたいと表明した。
次に、観光行政については、コロナ禍によるイベントの中止から、新しい活気の回復が必要であると強調。先日の産業祭が成功裏に開催されたことを受け、今後も感染対策を講じつつイベントを再開し、地域の活気を取り戻す方針を打ち出した。川本課長も、イベントが町民の交流の場であることを認識し、来年度のイベント計画について検討することを明らかにした。
最後に、国道201号の運用・活用計画に関する質問にも言及し、今後のまちづくりにおける重要な要素であると述べた。バイパスの整備は、みやこ町の経済活性化に寄与する可能性が高く、新たな交流の場を生み出すことに繋がると期待される。町長は、住民との意見交換を重視し、適切なルート形成を行うことを誓った。
全体として、庁舎環境を整備し、観光振興や交通整備を通じて、みやこ町の活性化を図る重要性が再確認された。