令和3年第1回みやこ町議会定例会が3月2日、みやこ町庁舎で開会した。
出席議員は13名、休日に見舞われた町民に配慮し、議事運営に臨む。今回は、会期が3月2日から3月11日までの10日間に設定されている。
議事の始まりにあたり、議長の田中勝馬氏が2名の議員に表彰を行った。これには、浦山公明議員が23年以上在籍し功績を評価されています。
次に、日程に従い、議会運営委員長の浦山公明氏が議事の運営について説明。提案される議案は、専決処分承認案件2件、条例改正毎の案件等であり、全30件に上ると報告。
町長の井上幸春氏が行った施政方針演説では、新型コロナウイルス対策や、ワクチン接種の進行状況、地域経済の振興策について言及した。特に、昨年12月からの施策として、事業者応援金やプレミアム付商品券が効果を上げていることを説明し、町の将来への展望を語った。
続いて、専決処分の承認が議題に。井上町長は特に新型コロナウイルスワクチン接種事業に関する予算補正の必要性を強調し、早急な承認を求めた。議会は質疑を省略し、速やかに採決を行い、承認は全員賛成で決定された。これに続く人事案件も順調に進み、すべて適任として認められる。
行政報告では、みやこ町の地域振興策や地域資源の開発、新しい生活様式に基づく町民活動についても報告され、タウンミーティングの計画も立てられている。
下水道や水道に関する予算の見通し、景気後退を考慮した財政運営についても詳細が紹介され、町の施政方針に則ったさまざまな議案が並ぶ。議会は今後、各案件の質疑及び委員会付託を経て、3月11日に審議がさらに進む予定だ。