令和6年6月12日、みやこ町議会において一般質問が行われた。
議員らは、補助金の使途や文化センター新築工事に対する疑問を提起した。原田和美議員は、防衛省の補助金に関し、再編交付金の目的について改めて説明を求めた。
内田直志町長は、再編関連訓練移転等交付金の使途について詳述した。道路整備、水道管改良などに充当されているとし、財政の透明性については今後も努力する意向を示した。
次に、災害備蓄倉庫に関する質問で、柿野義直議員が施設整備の必要性を指摘した。町長は、災害時の備蓄として食料や水が必要なことを認識し、現在約500人分の備蓄を確保していると答えた。猪木ダムやその洪水調整機能についても多くの疑問が寄せられた。
今後の取り組みとして、住民の防災意識を高めるために市民参加型の防災訓練や、ダム放流に関する事前通知のための広報活動が強調される中、六田一美議員は群衆避難や自助や共助の重要性を訴えた。
最後に、産業文化祭に関する質問もなされ、町内産業を活性化するためには、地方産業の出品を促し、広く町外からの来場者を受け入れる工夫が必要であると指摘された。町長は参加者や地元企業側から意見を取り入れ、多様な出店者を募る方針を示した。