令和3年第4回みやこ町議会定例会が本日、招集された。議会は9月1日から15日間の日程で行われる予定であり、議員による活発な議論が期待される。
井上 幸春町長は冒頭、議会運営委員会で協議した結果を報告した。今定例会に提案される議案は合計で18件だ。この中には専決処分の承認や条例の改正、補正予算に関する議案が含まれている。
日程第2では、会期および日程の確認が行われたが、令和3年度一般会計補正予算を含む数件の重要な議案に関して、議員からの質疑も多く見受けられた。
特に注目を集めたのは、専決処分の承認に関する議案だった。この案件については、住民課の課長が手数料徴収条例の改正理由を丁寧に説明した。これに伴い、マイナンバーカードの再交付手数料が1,000円に設定され、手続きが簡略化されることが伝えられた。
また、議案第35号の「みやこ町工場設置奨励条例の一部を改正する条例」は、過疎地域の持続的発展支援を目的としている。井上町長は、この法案が地域活性化に寄与することを強調し、議員の積極的な賛成を求めた。
さらに、議会運営委員長である浦山 公明氏による報告では、今定例会に提出される意見書の趣旨と背景についても詳述された。この意見書は、コロナ禍により厳しい状況となっている地方税財源の充実を求めるもので、多くの議員から支援の声が上がっている。
議長である田中 勝馬氏は、議題の確認を行った後、質疑に移る段取りを説明した。ここで、各議案の詳細について質疑が行えることが議員に知らされた。議会の進行は円滑に進み、活発な意見交換が期待されている。
今後の予定としては、9月2日の考案日を経て、3日には質疑応答が行われる。議会最終日までにしっかりとした審議が行われることが求められる。町民からの期待と信頼を背負い、議員たちは重要な使命を果たすべく活躍する意気込みを示した。