令和2年第5回みやこ町議会が開催された。
本会議では、観光振興に関する複数の議案が主要議題となった。その中でも特に、観光まちづくり振興条例の制定や観光まちづくり振興審議会の設置が注目を集める。
柿野正喜議員が川本英紀観光まちづくり課長に質問した内容は、女性登用率の向上についてである。柿野議員は、県内市町村全体の登用率40%を目指す中、みやこ町の現状は60市町村中の下位に位置しているため、今回の審議会設置時に工夫を行う旨を尋ねた。川本課長は、なるべく女性を参加させるよう考慮すると回答した。
国民健康保険税条例の改正についても議論された。熊谷みえ子議員は、減額の対象者数やおおよその見込みを村中隆秀税務課長に質問。村中課長は、法改正に基づいて行われる減免について説明したが、今回は法定減免になるため、さらなる変化はないとの認識を示した。これに対し熊谷議員も理解を示した。
その他、子ども医療費支給条例や青少年医療費支給条例、重度障害者医療費の支給に関する条例についても、質疑が行われたが、質疑はなく進行した。これにより、これらの条例の改正案につきましても、議会は異議なく進められる見通しである。
さらに、一般会計や特別会計の補正予算も付託された。本日は、午前10時に開会し、すべての議事を終了して散会した。議会では、今後の審査に向けた準備として、それぞれの委員会に割り振られる議案についても確認がなされた。各委員会は、次回の報告日の準備に万全を期している。