令和4年第5回定例会が9月7日に開催され、様々な議案に対する質疑が行われた。
議案の中でも、特に「みやこ町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」という議案に対しては、質疑が活発に行われなかった。一方、図書館条例の改正に関しては、熊谷みえ子議員が住民の利便性に関する質問を行い、図書館の分室設置に対する詳細な資料を求めた。
熊谷議員は「旧勝山・犀川地域の方々の利便性についてお考えか」と質問すると、長尾生涯学習課長は「分室には一部機能が備わっている」と説明し、一般的な図書館機能は確保されると述べた。
また、熊谷議員は「閉館期間を短縮してほしい」との住民からの要望も伝え、教育機関利用を考慮した開館時間の延長を要請した。これに対して、長尾課長は、開館時間の調整についても検討する意向を示した。全体として、条例改正に関する議案では質疑が少なかったものの、住民の利便性向上については強く求める声があった。
次に、議案第48号の選挙運動公営に関する改正についても質疑が行われたが、大きな反対意見は見られず、議会が一丸となってつけ加えられることが期待された。この日は他にも複数の認定案件があり、全体として順調に進行した。
最後に、議案の委員会付託についても無事に決定し、誤解のないように運営されることが確認された。小規模な議案でも地域住民の要望を反映しつつ、今後の議論が進むことが期待されている。議会運営の透明性と市民参加の促進が今後の目標として掲げられた。