令和3年9月13日に行われたみやこ町議会では、行橋京都メディカルセンター組合の設立などの重要な議案が提案された。この会議は、午後10時に開会し、約13名の議員が出席した。
議事はまず、追加議案の上程から始まり、井上幸春町長が3件の議案について提案理由を説明した。最初の議案は、「行橋京都メディカルセンター組合の設立について」であり、これは行橋市、苅田町、みやこ町の3つの町での設置、管理、運営に関する共同処理を目的とするものだ。町長は、関係団体と協議し、地方自治法の規定に基づくと強調した。
次に、京築広域市町村圏事務組合に関する2つの議案が続いた。これらの議案は、行橋市及び京都郡苅田町の脱退に伴う協議を行うためのもので、圏事務組合の規約変更も含まれている。議長は、これらの議案について議員の意見を求め、賛同があったため決定された。
その後、一般質問が行われ、議員たちから様々な質問が飛び交った。特に注目されたのは、新型コロナウイルス対策についての質問だった。議員は、ワクチン接種や教育現場での感染症対策について質問し、井上町長や桝口教育長がそれぞれの取り組みを説明した。特に、学校における新型コロナウイルス感染対策が強調され、朝の健康観察や感染対策の徹底が指示されていることが説明された。
一方、地域の安全対策についても意見が交わされた。特に通学路の危険箇所について、町長は関連機関と連携しながら、迅速な対応を図る考えを示した。また、長期的な視野を持った防災対策の重要性が再確認され、住民の安全を第一に考えた対応を求める声があった。
国や県との連携についても触れられ、町民にとって必要なサービスを維持するための協力が必要との意見が出された。議員たちは、住民との対話を通じて意見を集める重要性を訴え、今後の取り組みを期待する意向を表明した。