令和3年第3回定例会が6月11日に開催され、町内の重要な議題が議論された。
この日は多くの議案が上程され、全ての議案が賛成多数で可決された。
議案第26号から第34号までの計9件の議案は審査され、これに関連する様々な議論が行われた。
特に、みやこ町税条例の一部改正についての審査が注目を集めた。
内田直志総務産業常任委員長は、税条例の改正が必要な理由として「扶養控除の書き改めや特定河川の浸水被害防止施設についての特例」などを説明し、議案を可決すべきとの見解を示した。
これに対し、議員からの質疑はなく、議案は全員賛成の元、原案通り可決された。
続いて、国民健康保険税条例の改正も審議され、コロナ禍による影響を考慮した減免措置が延長されることが承認された。
この件に関しても全員が賛成し、その必要性が広く認識されていることが分かる。
介護保険条例の改正についても同様に賛成多数で可決され、収入減少への対策としての保険料減免が延長されることとなった。
議会の場では、多くの議案が新型コロナウイルスの影響を反映し、町民の生活を守るための施策が求められる様子が窺えた。
また、井上幸春町長は、議会閉会時にコロナウイルスワクチン接種の進捗状況を報告し、追加会場が設置されたことを歓迎した。
町長は今後のワクチン接種がスムーズに進むこと、そして感染症対策が積極的に進められることを強調した。
このほか、新たな教育環境を整えるための備品購入に関する契約も承認され、教育の質の向上が期待される。
特に、中学校の授業用モニター購入については96%の賛成を得て、教育現場での充実が図られた。
適切な教育環境が整えられることで、町の未来に貢献する取り組みとの見方が示された。
このように令和3年の第3回定例会では、重要な議案が多く可決され、みやこ町の今後に寄与する施策が実行に移される。
各議案の可決は、町民の理解と協力のもとで行われたことが強調され、今後も適切な施策が求められるだろう。