令和4年6月8日、みやこ町議会は第3回定例会を開催した。
主な議題は、複数の条例の改正案及び補正予算案であった。その中でも「みやこ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」や「みやこ町介護保険条例の一部を改正する条例」といった重要案件が提起された。
議長の田中勝馬氏は、提出された議案の質疑の進行を司り、初めに「みやこ町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」について質疑を開始したが、質疑は行われなかった。また、同様の流れで「みやこ町学習等供用施設条例の一部改正について」や「みやこ町保健・福祉・コミュニティセンター運営委員会設置条例の一部改正について」の議案も質疑なしと認められた。
議案第34号の質疑において、大束英壽議員は「みやこ町犀川保健相談センターを廃止する際の今後の活用法」について質問した。これに対し、古谷行政経営課長は「再配置計画を基本に検討する」と答弁した。
さらに「みやこ町介護保険条例の一部改正について」では、熊谷みえ子議員からのコロナウイルスに関連する実績報告の要望があり、田中保険福祉課長が前年度の介護保険料減免実績を報告した。令和2年度は12件、金額は78万670円、令和3年度は1件、金額は9万480円であった。
その後、「みやこ町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正」、また「みやこ町過疎地域持続的発展計画の変更」についての質疑も質疑は無く進行した。
議案の付託では、町長提出案件12件が委員会に付託されることが決定した。最後に選挙が行われ、議長の指名によりみやこ町選挙管理委員会委員及び補充員の選出が無事に行われた。
田中勝馬議長は、「全ての議事日程が終了した」と宣言し、会議は散会した。今後、各常任委員会による審査結果が期待される。