令和元年6月12日、みやこ町議会は第3回定例会を開催し、条例制定や改正の質疑を行った。
今回の会議では、森林環境譲与税基金条例の制定に関し、柿野正喜議員の質問が取り上げられた。副町長の三隅忠氏は、条例審査を行ったことを説明し、県からの指摘に基づく訂正もあったことを述べた。また、森林環境譲与税の活用について、農林業振興課長の三角房幸氏が前向きな方向性を示した。国や県との連携を図り、森林管理の効率化を図る方針である。
続いて、みやこ町営住宅条例の改正案についても質疑が行われ、特に公共施設利用時の料金に関する質問が多く寄せられた。総務課長の山見紀幸氏は、料金設定について詳細を説明し、端数処理の方針を明確化した。また、集会所の使用についても具体的な取り扱いが検討された。
一方で、町道路線の認定や廃止に関する議案にも多くの議員が関心を示し、質疑が行われた。この件についても、議員から具体的な質問があり、関係者がその内容をしっかりと把握していることが求められた。特に市場の変化への柔軟な対応と、議案に対する具体的な審査が重要視される場面が多く見受けられた。
各議員が提案した案に対しては、適切な審査が必要との認識が示され、今後の委員会での審査に期待が寄せられた。会議では全ての質問が終了後、付託が行われ、委員会において詳細な審査を促進する旨が議長から発表された。これにより、実施手続きが整えられる見込みであり、各議案について成果が得られることが望まれる。