本日の会議では、教育行政の問題や地域活性化施策の重要性について多くの議論が展開された。特に、不祥事によって学校運営に与える影響が強く懸念され、その対応策が求められている。
具体的には、ある中学校の教諭が飲酒運転で懲戒処分を受けたことが報告された。この影響で学級運営や部活動において欠員が出る事態となり、教育委員会は欠員の穴埋めに苦慮している。そのため、町としては非常勤講師や町雇用の講師によって授業を続行するなどの対策を取っていると説明された。
通学路の安全確保に関しても、特に岩熊区内の狭い道が問題視されている。大きな車両が通行し危険を伴うため、交通規制が必要であるとの要望が出されているが、県の判断では迂回路の設定が難しいとのこと。教育委員会は、危険箇所についての報告がなされていないことを挙げ、さらなる情報収集と現状の把握を行う必要があると認識している。
観光振興についても触れられ、伊良原地域にある伊良原学園の集客状況が話題となった。過去のデータでは、教育視察の受け入れ数が前年より減少しており、再度の集客努力が求められている。この地を観光地として活性化するためには、新たな観光プログラムや、地域の特産品を活かしたイベントの開催が重要であるとされ、町としてももっと積極的に PR を行っていく意向が示された。
さらに、帆柱の蛇渕キャンプ場についても、リニューアル後の状況が報告された。予定通り多くの人々がキャンプ場を訪れ、順調なスタートを切ったが、今後は冬季の集客を狙う施策として、地域の特色を生かした食材やイベントを考えているとの回答があった。