令和元年5月15日に開催されたみやこ町議会の臨時会において、税条例及び人事案件の重要な議論が行われた。
まず、専決処分の承認に関する項目が議題に上がり、みやこ町税条例及び国民健康保険税条例の改正が求められている。この改正には、地方税法の一部改正が反映されることが含まれており、井上幸春町長が適時に説明を行った。特に、税条例の一部改正に関しては、地方税法等の改正に伴い、税収の安定化を図るための見直しが必要とされていると述べた。
国民健康保険税の限度額の引き上げについての質疑もなされ、柿野正喜議員は限度額を58万から61万に引き上げる決定に疑問を呈した。田中靖一保険福祉課長が説明を行い、国民健康保険運営協議会での議論を経て理解が得られたとし、特別な意見はなかったと答えた。
さらに、今議会では人事案件同意も審議された。同意第15号、監査委員の選任が求められ、小田勝彦議員の選任に対し、全議員からの賛同を得て無事承認された。
最後に、税条例等の一部を改正する議案第31号についての審議が行われた。井上町長は「今議会に提案された条例改正案は、地方税法改正や消費税率引き上げの影響を考慮した重要なものであり、厳粛な審議をお願いしたい。」と述べた。この改正案については、特に軽自動車税やふるさと納税に関連する部分が詳しく説明され、他の条文の整備も行われる予定である。
この日は、全ての議事が終了し、最後に井上町長が感謝の意を述べ、議会の運営に対する協力をお願いした。議会は午前10時36分に閉会し、続いて全員協議会の開催が宣言された。