令和3年2月24日、北九州市議会が初めての定例会を開会した。
議事日程に従い進行し、まず仮議席の指定が行われた。次に、議長の選挙に移り、議員全員が手を挙げて投票を行った。投票結果により、鷹木研一郎議員が議長に選出された。新議長は、当選の挨拶で「北九州市議会第23代議長に就任することができ大変光栄である」と述べ、議会運営への意欲を表明した。
鷹木議長は、昨年の選挙後の最初の議会であることに触れ、「我々は市民の負託を受け、この難局を乗り越えなければならない」と強調した。また、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、「市民の日常生活を取り戻すため、積極的な施策を進めていく」と話した。解決に向けた具体策として、市民へのワクチン接種の重要性も挙げた。
続いて、副議長の選挙が行われ、成重正丈議員が選出された。選挙後の挨拶で、成重副議長は「市民の命と健康を最優先に考え、議会としてしっかりと役割を果たしていく」と強調した。また、地域活性化や人口減少などの課題に対しても言及し、積極的な取組みを約束した。
さらに、会期の決定が行われ、全会一致で31日間の会期が承認された。議会は、これから市民の期待に応えるべく、迅速かつ的確な施策を実現させることが求められている。議会は河田臨時議長の後、鷹木議長がスムーズに業務を引き継ぎ、次回は2月25日に会議を開く予定である。議員全員が協力し合い、困難な状況を乗り越えるための取り組みが期待される。