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北九州市、令和5年度予算案を発表 人口100万都市復活への挑戦

武内市長が提案した令和5年度予算案は、過去2番目の規模で、成長を促進する多様な施策が盛り込まれる。
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令和5年6月8日、北九州市の定例会が開かれ、令和5年度予算案など多くの議案が審議された。

初めに、武内市長が就任後、初の総合予算として提案した令和5年度一般会計予算は、一般会計6,091億6,100万円で過去2番目の規模となった。特に、注目されるのは、予算案が人口100万都市復活を目指す強い意志を持ったものであることだ。

予算案には、北九州市の持つポテンシャルを活かし、成長を促進する施策が盛り込まれており、具体的には子育て支援や新産業創出への投資が掲げられた。市長は「人のポテンシャルを最大化する」と述べ、教育や福祉の充実を強調した。

また、長期ビジョンに関する質疑も行われ、市長は「市民とともに新たなビジョンを策定する」と言及。市民の声を反映させる意義を訴え、透明性のある市政運営を約束した。さらに、市は公民連携を推進し、地域経済の活性化と市民サービスの向上を目指す方針を示している。

議員からは、財政の厳しさを指摘され、特に市債の増加が問題視された。市長は、投資的経費を中心に財政の健全化にも取り組む意向を示し、無駄を省くと共に、必要な公共サービスは維持する考えを明らかにした。加えて、インバウンドや地域公共交通の充実についても具体的な施策を提案し、市の魅力を国内外に広く発信することが重要な課題であると強調した。

最後に、武内市長は「新しい北九州市をともに創っていく」思いを市民に語りかけ、次世代への明るいビジョンを描く姿勢を示した。

議会開催日
議会名令和5年6月北九州市定例会(第2回)
議事録
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