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東温市議会、親密な地域づくりを目指す一般質問を実施

令和3年6月15日、東温市議会で一般質問が行われ、豪雨対策や浸水地域の現状が報告されました。
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令和3年6月15日に開催された東温市議会第2回定例会では、重要な一般質問が行われ、地域の課題が浮き彫りになった。

丹生谷美雄議員は、特に近年の異常気象による豪雨災害について言及した。彼は、流域治水関連法の施行に伴い市の浸水対策を問うた。この件に対し、建設課長の梅崎博之氏は、現在把握している浸水地域が46か所であると述べ、今後の治水計画や協議スケジュールについても言及した。

次に亀田尚之議員は、市の公共下水道整備計画の見直しについて質疑を行った。彼は、人口減少や高齢化が進む中、下水道事業の見直しが喫緊の課題であると指摘した。上森泰上下水道課長は、公共下水道整備の現状と見直しの結果、事業費が約45億円削減されることを報告した。また、合併処理浄化槽設置補助金の見直しも行う必要があるとの考えを示した。

さらに、消防団員の報酬改定についても多くの意見が交わされた。団員不足や高齢化の問題もあり、報酬制度の見直しが求められた。丹生谷議員は、災害時に活動する団員に対する労いが必要であると強調した。消防長の和田悟氏は、条件に応じた柔軟な報酬体系の導入を検討中であることを説明した。

加えて、地域おこし協力隊の活動についても質疑が行われた。参加者は、実態と課題を交える形で、移住定住コーディネートの重要性を訴えた。消防団員や地域活動を通じて市民が地域で力を合わせることの重要性を再認識した会議でもあった。その中でつながりを強化し、若者世代の移住や定住を促進するための施策が求められた。

このように、東温市議会の定例会は、地域が直面する多様な問題が議論され、解決策を模索する場となった。以上の議論は、市民が快適な生活を送り、さらに愛着を持てるまちづくりに向けた大切なステップであると考える。

議会開催日
議会名令和3年第2回東温市議会定例会
議事録
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