令和2年12月11日、東温市議会の定例会が開催され、予算案や市の施策が審議された。
この日、特に注目を集めたのは新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業の補正予算案である。
安井浩二議員は、接種に向けた準備状況を尋ね、健康推進課長の野中忍氏が国のワクチン供給約束や予算について説明した。
国がワクチン接種を保証するものであり、接種にむけた準備が進められる。
次に北吉井小学校の駐車場整備についての質疑が行われた。
橋本武学校教育課長は、駐車場確保を困難として、校外の民間施設などを検討した結果、校内整備が最善との見解を示した。
新たに必要となる教室の設置に関しても議論が交わされた。
また、教育費に関する議論が行われ、北吉井小学校の児童数の増加が論点に上がった。
将来の児童数の推移を分析し、橋本武学校教育課長は479名から659名に増加予測されていると述べた。
それに伴う教室不足問題についても言及され、学校内での授業環境改善が求められる。
教育委員会から加藤章市長が発言し、特別支援教育の重要性を強調した。
将来的な利用方針を含めて、地域のニーズを反映した設計が望まれるとの考えを明かした。