令和3年6月18日に開催された東温市議会定例会では、複数の重要な報告がなされた。
この日の議題には、令和2年度の一般会計繰越明許費繰越計算や土地開発公社の経営状況についてが含まれた。
質疑も行われ、主に新型コロナウイルス関連の事業についての情報も交換された。
特に、新型コロナウイルス感染症対策としての営業時間短縮等協力金給付事業について、渡部勇次議員が質疑を行った。
彼は、当初の見込みを超える事業者が今後も増えることの可能性を指摘し、周知の徹底を求めた。
これに対し、地域活力創出課の山本一英専門監は、商工会や観光物産協会と連携し周知を進めていると説明し、協力を要請した。
また、会議では令和3年度の一般会計補正予算が複数提案され、特に補正予算第3号が審議の中心となった。
この補正には、新型コロナ対策としての飲食店への協力金が含まれ、経済的支援が目指されている。
さらに、農地費委託料に関する質疑も行われ、安井浩二議員が県営農地中間管理機構関連事業について質問した。
農林振興課の渡部啓二課長は、県の協力のもと換地業務が進行すると答え、進捗見通しも説明した。
このように、定例会では新型コロナウイルス対策を含む様々な重要な財政報告が行われ、議員からの厳しい質疑が続いたことが印象的であった。
次回は7月1日に開会予定で、議論は続く見通しである。