令和2年第7回東温市議会臨時会が11月17日に開催された。
議長の選挙を行い、渡部繁夫議員が当選した。渡部議長は市民が安心・安全に暮らせる地域づくりを目指し、開かれた議会の運営を強調した。
議長選挙に先立ち、臨時議長の森眞一議員が会議を開会し、加藤章市長が招集の挨拶を行った。市長は新しい議員に祝意を述べ、今後の市政運営の方向性を話した。
続けて、副議長の選挙が行われ、丸山稔議員が当選し、議会の運営を支える役割を果たすことを約束した。各議員の選任もスムーズに進み、常任委員会や運営委員会の委員の指名が決定された。
また、報告第8号では、事故に関する和解及び損害賠償についての専決処分が報告された。次に、いくつかの議案が提案され、全員賛成で可決された。
具体的には、議案第65号と第66号で東温市議会の議員報酬及び特別職の職員給与に関する条例の一部改正が行われた。期末手当を引き下げる内容である。
さらに、議案第68号においては、小中学校用のオゾン除菌脱臭器の購入契約が提案され、同様に全員賛成で可決された。この契約の目的と金額、納入計画についても詳細が説明された。
会議の終盤には、監査委員や教育委員会委員の選任に関する議案が討議され、全て原案通り同意された。加藤市長は、選任されたメンバーへの感謝と市政への期待を表明し、今後の連携を呼びかけた。
最後に、加藤市長が臨時議会を総括し、感染症対策の重要性を再確認した。そして、議会が市民の期待に応じた活動を継続することを約束し、会議は無事に閉会した。