令和4年第3回東温市議会定例会が6月30日に開催された。
本定例会では、複数の議案があがり、重要な審議が行われた。
特に注目されたのは一般会計補正予算や条例改正に関する議案である。
予算審査に関して、近藤千枝美予算審査委員長が報告を行った。
議案第29号、令和4年度東温市一般会計補正予算に関する質疑は活発であった。
歳出について、様々な経費が計上されたことがポイントで、特に新型コロナウイルスに関連する支出は注目されている。
また、松末博年総務産業建設委員長の報告によると、議案第30号から33号までの委員会審査が行われた。
このうち、議案30号の建築物制限に関する条例改正や議案31号のスマートインターチェンジ建設等が全会一致で可決された。
渡部勇次議員から、一般会計補正予算における福祉避難所の商用テント購入に関する意見が寄せられた。
テントは約363万円が計上され、高齢者や障がい者のためのものである。
しかし、彼は「簡易テントでは快適性に欠ける」として、より機能性の高いテントが望ましいとした。
この発言は、今後の避難所運営の重要性を再認識させるものであり、一定の議論を呼ぶことが予想される。
議会の質疑応答後、本会議は採決へと進んだ。
議案第29号は原案通り可決され、全ての議案が無事に承認された。
会議の終わりに、加藤章市長が新型コロナウイルスの状況や梅雨明けについて報告した。
特に感染者数の減少とワクチン接種状況は重要なトピックであり、市民の健康を守るため引き続き努力する姿勢が強調された。
このように、東温市議会は多機能な場であり、市民の声を反映しつつ、今後の予算や政策に重きを置く動きが続いている。