東温市議会では、令和元年第2回定例会が令和元年6月21日に開催された。議事は2つの部分に分けられ、専決処分に関する報告や、2021年度の東温市一般会計補正予算案が審議された。
議会では、まず議事日程に従って会議録の署名議員が指名された。日程第2では、「報告第11号」から「報告第16号」までが質疑の対象となった。特に、東温市土地開発公社の経営状況についての質疑では、山内孝二議員が「市民の目に見える形で事業が展開されるべき」と強調し、市民に周知する努力が求められた。
次に、専決処分に関する承認案が議題となり、承認第1号から承認第3号で義務付けられている条例の改正が議論された。これらに関しては全員が賛成する結果となった。特に税条例や国民健康保険杉などの改正は市の資金調達や福祉に直結する事案であるため、慎重に承認された。
続いて日程第4では、令和元年度の一般会計補正予算についての質疑が行われ、安井浩二議員は、林業振興費の予算管財について、地元負担の軽減策が重要であると述べた。特に都市計画や公園の整備に関して、市民からの意見聴取が行われ、そのフィードバックを基に予算が編成されていることが確認された。
最後に、定例会では「請願第1号」として日本政府に核兵器禁止条約に署名・批准することを求める意見書が付託された。これにより、地域から大きな声が国に届くことが期待されている。全体を通して、様々な議案が円滑に進み、市内の持続可能な発展に向けた取り組みが進んでいることが印象された。