コモンズ

東温市議会、補正予算案を承認しローラースライダー修繕問題に焦点

東温市議会が令和5年度の補正予算案を承認。ローラースライダーの修繕問題に活発な議論が展開される。
記事公開日:
議会開催日:

令和5年12月8日、東温市議会は、令和5年度補正予算や各種条例改正を中心に議論を展開した。特に、ローラースライダーの修繕問題について、議員からの厳しい質問が続出した。

まず、質疑の中で、安井浩二議員がローラースライダーの修繕費が4,300万円と高額であることから、その理由を問うた。都市整備課の黒川博幸課長は、9月29日に点検業者からの報告を受け、ローラー軸部分の劣化により危険が生じるとの指摘があったことを説明した。このため、修繕を優先的に行う必要があると判断し、専決処分での対応を行ったと述べた。

また、安井議員は、専決処分に至るまでの経緯や議会への事前報告がなかったことに対し疑問を呈した。市長の加藤章氏は、早急な対応が求められたため、専決処分を選択したと答え、今後の市民の安全を最優先する方針を強調した。

次に、議案第59号に関する質疑では、令和5年度東温市一般会計補正予算(第6号)について、安井議員が特に消費税の扱いについて質問した。市民課長の寺島純子氏は、現在の戸籍システムの改修による振り仮名対応について説明した。日常的な手続きにみる必要性を指摘し、その影響範囲を当局が把握しても不十分であることを明らかにした。

また、渡部勇次議員は水道料金の改定について質問。物価高騰の中で公的料金を引き上げる意義を問うとともに、具体的な改定率についても詳細を求めた。上下水道課の大森泰課長は、基本料金と従量料金の異なる引き上げ理由を説明。基本料金は安定した収入源として重要である一方、従量料金の引き上げ幅は少なく設定されていると述べ、理由を述べた。

このように、本会議では各種議案に対して活発な議論が行われ、市の見解と市民の意見を擦り合わせる重要な場となった。今後は議会のフィードバックを得て、より良い政策が進められることが期待されている。

議会開催日
議会名令和5年12月 東温市議会定例会(第4回)
議事録
タイトルの評価headlineは議会の主要議題である補正予算やローラースライダー修繕問題を正確に反映している。
説明文の評価descriptionは本会議の重要点を適切にまとめており、情報が正確である。
本文の評価main_contentsは会議録の重要なポイントを網羅しており、内容が正確である。

愛媛県東温市の最新記事

中予地区の最新記事

久万高原町伊予市松前町松山市砥部町 の最新記事です。