令和5年3月6日に松山市議会では、青潮寮の体験入寮や納骨堂に関する条例案について意見が交わされた。
まず、青潮寮への体験入寮について、令和4年度には34名が応募し、28名が実際に参加したことが報告された。今後、さらなる参加者の促進が考えられ、中島中学校の特色を生かした魅力的な地域体験を提供することが期待されている。
次に、納骨堂の経営許可に関する条例案について、札幌市での経営破綻の問題を踏まえて、松山市は厳格な審査および監視体制を導入する意向を示した。これにより、経営が確実であることを確認し、市民に安心感を提供することを目指す。
報告によると、パブリックコメントにより2,016通の意見が寄せられ、特に「事業型納骨堂の不採用」と「厳格な審査の要望」が多く挙がったことが強調された。この意見を基に、条例案の見直しや策定が進められる予定となっている。
また、高齢者見守り活動については、地域のつながりを深める見守り役としての役割が重要であることが語られた。市では、契約に基づいて防犯ブザーなどの配布や地域の安全対策を強化する方針を示している。
ICT支援員の配置についても触れられ、地域の教育を支えるため、専門的な技術を持った支援員が学校に配置されていることが強調された。これにより、教員の負担軽減と質の高い教育の実現を目指している。
地元の関係者との連携に基づくローカル5Gの実証実験は進行中で、商店街の活性化を目指した実施が行われている。地域住民がインターネット利用に関して恩恵を受けることを目指し、さまざまなイベントを通じた広報も行われている。
最後に、公園トイレの洋式化について、223公園の半数以上が洋式化されていることが報告され、高齢者や子供たちの利用を促進するため、今後も引き続き整備が進められる予定である。