令和３年12月６日、松山市の定例会が開催された。
会議では、令和３年度の様々な補正予算案や条例の改正案が議題となった。
特に、松山市国民健康保険条例や急患医療センター設置条例の改正がクローズアップされている。
また、令和３年度過疎地域持続的発展計画についても議論された。この計画では、地域の活性化と支援が求められている。
矢野尚良議員は新型コロナウイルスの影響を受けた子ども食堂支援事業について質疑を行い、具体的な内容や経緯について市の見解を求めた。
西岡英治子ども・子育て担当部長は、感染症対策に必要な衛生用品や備品の購入補助に答えた。
さらには、十数カ所の子ども食堂の現状についての把握の重要性も指摘された。
「このような支援は地域のつながりを助け、孤食の解消にも寄与する」との意見も出た。
松本博和議員は中島中学校への生徒募集についても触れ、青潮寮での体験入寮の実施について質問した。教育委員会はこの体験を通じて中島の学校の魅力がアピールされ、関心が高まったとの報告もあった。また、今後の応募者への支援についても言及があり、前向きな姿勢が示された。
最後に、加齢性難聴への理解と支援についても言及され、住民への周知や教育機関との連携強化が求められた。
市は引き続き、さまざまな施策で市民の生活向上に努める意向を示した。