令和元年12月5日、松山市議会第4回定例会が開かれ、各議員からさまざまな議案及び一般質問が行われた。議事の中心は、令和元年度の松山市一般会計補正予算案や国民健康保険事業補正予算、さらには介護保険事業や公共下水道事業の補正予算に関するもので、合計で26件の議案が上程された。
各議員は特定のテーマについて質問を行い、岡田教人議員は国土強靭化地域計画や大規模盛土造成地の滑動崩落防止対策について質問。その際、黒川泰雅危機管理・水資源担当部長は、「本市の地域計画が強靭化施策を整理し、重点的に取り組むことを強調した」と述べた。
また、松波雄大議員も台北市との友好交流協定について質問。家串正治産業経済部長は、台北市との交流イベントやビジネスマッチングの重要性を述べた。さらに、クルーズ船受け入れの現状についても説明し、観光交流の拡充が地域経済に寄与することを説明した。
ほかにも、高齢者向けの医療施策や農業の担い手確保、新型感染症の影響の中での教育機関の取り組みについても議論された。これらの議論を通して、市民の安全と安心を維持するためのさまざまな対策が検討されており、議会の中では市の施策に対する市民のニーズが議論され共有された。