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松山市、外国人対応強化と部活動改革を進める

松山市議会は、外国人通報の改善策や部活動改革の取り組みを強調。市長は東京オリンピックを視野に多言語対応を強化する方針を示した。
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令和元年9月17日に開催された松山市議会第3回定例会では、さまざまな議案が上程された。

その中で、特に注目を集めたのが、松山市の一般会計補正予算や公営企業会計決算の認定等についてだ。

渡部克彦議員は、観光客の増加に伴う外国人対応の課題を指摘し、119番通報の取り組みを尋ねた。

その際、中矢洋造消防局長は、外国からの119番通報の現状を明かした。今年8月末までに16件の通報があり、そのうち外国語によるものは2件だったという。これは、増加する外国人観光客に対し、松山市がその対応策を強化しようとしていることを示している。

また、松山市では、外国人からの通報には、英語や中国語など、5つの言語の音声ガイダンスを用意しているほか、15言語の音声翻訳機能や、多言語翻訳アプリを薬剤現場に搭載していると説明した。

さらに、渡部議員は、熱中症や災害時における外国人からの通報への今後の取り組みについても市長の考えを問うた。野志克仁市長は、国際イベントの多いこの時期に向け、東京オリンピックを意識した多言語対応の必要性を強調した。松山市は進むべき方向を見据え、必要な改革を進め、安心・安全な観光地を目指しているようだ。

一方で今回の議会では、教育施策に関する質問も多く取り上げられ、特に部活動改革やユニバーサルデザインの重要性が改めて提起された。松本久美子議員が質疑を行った際には、小中学校での組体操の実施状況や、その安全対策についての話があり、改めて教育現場の安全に対する市の取り組みの重要性が確認された。\n

また、松山市における障がい者施策についても、山岡弘和社会福祉担当部長が回答を行い、対象者がのみ益をもたらす地域社会のための取り組みの重要性が示された。市は地域全体でその支援体制を強化していくことが求められている。

議会開催日
議会名令和元年9月松山市議会第3回定例会
議事録
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