令和2年9月17日、松山市議会では、遅れをとっていた新型コロナウイルス感染症対策や、文化芸術活動への支援、自治体の財政状況に関する議論が行われた。
教育分野では、臨時休業の影響を受けた子どもたちの学びの保障が求められ、教育委員会事務局の矢野 博朗事務局長が、授業時間数の確保や学びの支援を進めていると報告。また、修学旅行や運動会の実施についても、感染症対策を徹底した上で行う考えを示した。
特に、文化芸術活動に関する支援として、松山市文化協会への助成金について、昨年寄せられた支援要望に対し、吉田 健二坂の上の雲まちづくり部長が、感染予防策としての補助が行われることを述べた。加えて、地域貢献の重要性も強調された。
また、現在受け入れを行っている砥部町の可燃ごみについても議論が至り、環境部の藤本 則彦部長は、広域化の方向性について、今後も松山市として可能な限り対応を続けていく意向を示した。
このような中、今後のやりとりや各種施策が、地域住民への影響を及ぼすことが懸念されている。市民や専門家の意見を反映した持続可能な対策を模索し続ける姿勢が求められている。