八千代市議会第2回定例会が令和元年6月3日に開催され、28名の議員が出席した。
議長の林 隆文氏は、会議の開始を宣言。まず、会期の決定についてお諮りがあり、24日間を設定することに異議なしとのことであり、会期が確定した。
次に、議案等の上程及び提案理由説明が行われた。服部 友則市長は、合計18件の議案が提案され、特に消費税率の引き上げに伴う条例改正が注目された。
議案内容の中で、消費税法に基づく各関係条例の改正や、八千代市役所支所の設置条例改正案が報告された。これにより、子供の貧困に対応するための非課税措置や、市民会館、文化センターの使用料見直しも提言された。
特に、議案第14号の具体的な内容については、庁舎旧館・新館の暫定補強工事を万葉建設株式会社と契約締結する件であり、契約金額は2億2,880万。これに対し、質疑が行われ、耐震性向上のための工事方法が説明された。
市民栄誉賞の授与も報告された。特に稲田 弘氏はアイアンマン・ワールド・チャンピオンシップでのギネス記録達成が評価され、角田 夏実氏は国際競技会での優勝が称えられた。これにより、市の名を高める貢献が讃えられたことが強調された。
その後、福島第一原子力発電所の事故に関する損害賠償金についても、数件が報告され、賠償金総額が12億2,232万1,548円に達したことが明らかとなった。
最後に、休会の件が議題となり、4日から7日までの休会が決定された。この日程により、一般質問は10日の午前10時から行われる予定である。