令和5年3月定例会が八千代市議会で開催された。
出席議員は27名であり、議員定数の半数に達し、正式に開会された。
議長の林 隆文氏は、議会運営委員の辞任や新たな委員の選任など、諸般の報告を行った。
特に山口勇議員の辞任願いが許可され、飛知和真理子議員が新たに選任されたことが際立った。
続いて、日程第1として会議録署名議員の指名が行われた。
萩原麻由美議員と石山泰之議員が指名され、承認を受けた。
次に会期についての議題が取り上げられ、林議長は今定例会の会期を3月23日までの35日間とする提案について質疑を受けた。
この提案は異議なしで承認された。
林議長が次に議案の上程を行い、22件の案件が一括して議題に上げられた。
市長の服部友則氏がそれぞれの提案理由を述べ、令和5年度予算案を含む計画についても詳細な説明を行った。
服部市長は、複雑化する行政課題に直面し、この会期における市政運営や市民ニーズに応えるための施策を強調した。
特に、新型コロナウイルス感染症に関する対策や、ウィズコロナ時代におけるデジタル化の重要性を述べた。
さらに、気候変動への対応や市内の教育環境の改善など、多岐にわたる施策が紹介された。
市長は「八千代市に住んで良かったと思えるよう全力で市政運営に取り組む」との意気込みを語った。
今後、この定例会では、次の週に行われる一般質問に向けた準備が進められるという。
これに対して、議会は合意となり、質疑は24日午後5時までに通告することが求められた。
また、休会日程として20日から22日までの間に議案調査を行うことが提案され、こちらも異議なく承認された。