令和3年9月30日、八千代市議会第3回定例会が開会した。
議会では、会期が本日から9月29日までの31日間に決定されたと報告されている。
議長の大塚裕介氏は、出席議員が25名であることを確認し、議会の進行を開始した。
市長の服部友則氏は、十四件の議案の提案理由について詳細に説明した。
これには、八千代市立義務教育学校設置条例の制定や、個人情報保護条例の改正案が含まれており、特に新型コロナウイルス対策が重要視されている。
条例の制定案では、義務教育学校である阿蘇米本学園の設置に言及された。
また、個人情報保護条例の改正については、最新の法律に基づき、特定の個人を識別するための番号の利用に関する内容が強調された。
特に補正予算案では、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う事業が挙げられ、総額618億7098万円に達する影響が示された。
これは、ワクチン接種体制の強化を目的としており、関連する医療従事者への特殊勤務手当や、中小企業支援金の提供が見込まれている。
服部市長は、「再接種後には健康被害は生じておらず、接種体制は強化している」と述べた。
同時に、ワクチンの供給が不安定であることにも触れ、関係機関との協力を強調している。
また、東京2020パラリンピック聖火リレーに関する採火式の実施報告も行われた。
聖火リレーは八千代市の平和祈念碑前で行われ、共生社会の実現を願って行われたことが報告された。
議会は、今後の議案について慎重な審議を求めつつ、9月6日午後5時までに質疑の通告をするよう呼びかけた。
議長は、11月の一般質問に向けた日程を伝え、会議を閉じた。