令和元年１２月１９日、習志野市議会では第４回定例会が開催された。
本日の会議では、会議録署名議員の指名及び議案第７６号から第９４号の採決が行われた。特に、議案第７６号では、令和元年度習志野市一般会計補正予算が可決された。予算は、歳入歳出それぞれ646億2791万4千円に達する。特に注目すべきは、台風被害に対する支援策が計上された点であり、地域への影響を考慮した内容となっている。
また、発議案についても議論が交わされた。発議案第１号では、脱石炭と再生可能エネルギーの開発・利用による温室効果ガスの削減を求める意見書が提案された。これは、国際的な気候変動対策への取り組みを促すものであり、各議員からは賛成の意見が多数を占めた。
一方、発議案第２号の「桜を見る会」に関する意見書は、安倍首相の個人的な利権とされる疑惑が指摘され、国民の信頼を損なう行為であるとの見解が多く寄せられた。発議案第３号においても、「武器見本市」の幕張メッセでの開催に対する反対意見が多かった。
市長挨拶では、議会からの意見を重視し、今後の施策に反映させる姿勢が示された。特に、公共施設再生計画に関する進展や、市民生活の質向上に向けた取り組みについても言及があり、市民のさらなる理解と協力を求めた。
最後に、締めくくりの閉会にあたって、議長は出席議員全員に感謝の意を表し、今後の活動に期待を寄せた。習志野市議会は、引き続き市民のニーズに応えるべく、さまざまな施策を検討していく姿勢を示している。