令和4年3月4日に開かれた習志野市議会第1回定例会において、様々な重要な議題が取り上げられた。
議論の中心にあったのは、新型コロナウイルス感染症対策であった。斉藤賢治議員は、特に3回目のワクチン接種や5歳から11歳までの子どもへのワクチン接種について質問した。
宮本泰介市長は、3回目の接種について、開始は令和3年12月で、接種対象は医療従事者や高齢者から始まり、現在では全ての対象者に接種間隔を6か月にしたと説明。また、令和3年3月3日現在で、65歳以上の高齢者の接種率が68.6%と述べ、接種体制を維持していく考えを示した。
次に、木村孝議員は、市民と行政との協働及び道路の危険箇所について取り上げた。市は協働の基本方針を策定し、市民パートナーシップの重要性を強調。特に交通安全対策については、通学路の点検や危険箇所の早期発見を進める意向を示している。
また、給水場の老朽化についても言及され、企業局は計画的な老朽化対策を進めており、その取り組みが評価されている。一方で、旧スプリアス規格に関しては、国の方針に従い、使用期限を延長しつつ対応を進めていることが説明された。しかし、その実施状況については懸念も残る。
さらに、公園施設の安全対策が提案され、遊具の長寿命化や緑道橋の点検計画が紹介された。市はこれらの施設の安全性を確保するための取り組みを強化する方針である。
最後に、コロナウイルス対策に関しては、引き続きワクチン接種や医療体制の強化に努め、市民が安心して生活できる環境を目指す姿勢を示した。特に、子供たちへのワクチン接種に関しては、親の判断を仰ぐことが重要であり、その際には適切な情報提供を行う必要性も訴えられた。