令和元年5月15日、習志野市議会第1回臨時会が開催された。
議会では、田中真太郎議員が新しい議長に選出された。議長選挙では、田中議員が16票を獲得し、当選を果たした。これに対し、田中議員は議会改革や職務への全うを誓う挨拶を展開したと伝えられている。
続いて、副議長選挙が行われ、佐々木秀一議員が選出された。彼もまた、自身の役割について語り、議会の合意形成を重視する意向を示した。この2名のリーダーシップが、習志野市の発展に貢献することが期待されている。
会議では、他にも会期の決定や、仮議席の指定が行われた。会期は5月15日から21日までの7日間に決定した。議席の指定についても議論があり、円滑な運営の保証が求められた。
また、議案第26号と第27号についての審議が行われた。議案第26号は習志野市税条例の一部を改正するもので、地方税法改正に伴う税控除制度の変更が含まれている。市長からの説明によると、ふるさと納税の寄附金税額控除がある意味で改正され、一部分については各自治体の寄附金に対する適合性を総務大臣が指定するという内容だ。
この制度変更に関しては、議員から具体的な疑問が寄せられた。例えば、宮内一夫議員は「ふるさと納税の影響が市の財政に及ぼす影響について懸念を示したという。ふるさと納税制度の扱いが市税収に及んでいることについて、より具体的な検討が求められており、提案された制度の持つ課題に対して意見が交わされた。
市長も、習志野市への寄附額の流出について懸念を表し、過度な返礼品競争の抑え込みが必要と改めて述べたとされる。また、議案第27号では住宅ローン控除の延長が議論され、これにより市民負担を軽減する方針が示された。
閉会後、議会は5月21日の次回本会議に向けて準備を進めることとなる。