令和元年の習志野市議会第3回定例会が開催された。議会は30日間の会期を決定し、議案の提案理由が説明されるなど活発な議論が行われた。
議会では、会期を本日から9月27日までとすることが決定された。議長である田中真太郎氏は、「御異議なし」と認め、30日間の会期を承認した。続く議題では、会議録の署名議員として飯生喜正議員と関根洋幸議員が指名された。
市長の宮本泰介氏は議案第48号から議案第68号までの提案理由を説明しました。この中で、令和元年度習志野市一般会計の補正予算を取り上げ、歳入歳出をそれぞれ1億1,513万円追加し、総額641億1,744万2,000円にするとの内容を示した。
特に、幼児教育無償化に伴う国庫支出金の増額や、民間保育所における施設整備への補助金の拡充などが強調された。加えて、市営住宅の維持管理事業や、老朽化した団地の修繕についても予算措置が提案されている。
また、地方公務員法に基づく会計年度任用職員制度の導入に関する条例の制定案では、正規職員との均衡を考えた給与体系が整備されることとなる。施行日は令和2年4月1日を予定しており、今後の動向に注目が集まる。
議案第56号では、放課後児童健全育成事業における児童育成料の改定が提案され、対象となる保護者の負担軽減が検討されている。これらの議案については、次回の定例会において詳しく審議される見込みだ。
最後に、会議は休会に入り、今後の議案調査の日程も確認された。これにより、本日の会議は無事に終了した。次回は9月5日に開催される予定である。