習志野市の令和5年9月定例会での重要議題が審議された。
特に、議案第30号から第35号までの補正予算が焦点となり、平川博文議員が補正第4号の内容について質疑を行った。
補正予算第4号は1億2,000万円の規模であり、これに関して平川議員は他の政令市と較べて規模が小さいと指摘し、財源確保の取組みが不足しているのではないかと問いかけた。
これに対して竹田佳司政策経営部長は、補正予算の内容は、市の現状を踏まえたものであると説明した。
また、特に重要視されたのは文化ホールの再生事業で、1億5,000万円程度がかかるパイプオルガン設置のためのクラウドファンディングについても言及があった。
経済情勢が影響し、国庫支出金や県の補助金についても言及されたが、十分な支援が得られていない現状が指摘された。
次に、一般会計予算特別委員会の設置が報告され、意見が集約される流れとなった。
さらには、地元の住民への説明責任にも触れられ、影響を受ける住民に対して適切な対応が求められることになった。
続いて、新設される文化ホールに関しても意見が交わされた。
文化ホールに特化した駐車場が設置される予定ではないことが分かり、周辺地域に与える影響が懸念される結果となった。
今後の進捗と住民への周知方法については引き続き議論が必要であるとされていた。
最後に、農業委員会の報告や市内の生産緑地の状況も議題として上がり、各地区の耕作面積や地権者数が数値として示された。
地方自治体における農業推進の重要性も再度強調され、今後の施策に期待が寄せられた。