令和3年9月1日、習志野市議会第3回定例会が開催された。
この日は、会期の決定、会議録署名議員の指名、受理番号第60号の委員長報告、さらに議案第35号から38号についての説明が行われた。議長の清水大輔氏は、会期を本日から29日間とすることに異議がないとの確認をし、全員の合意を得た。これにより、会期が確定した。
会議録署名議員は市角雄幸議員と木村孝議員が指名され、議事が進行した。次に、都市環境常任委員会の小川利枝子氏が受理番号第60号に関する委員長報告を行った。報告の中で、開発許可における適正な審査を求める陳情について、約1年以上の審査が続いた理由や、地域住民との調整の経緯について質疑応答がなされた。平川博文議員は、開発事業が法令において適正に進められているのか疑問を呈し、事業者とのやり取りにおける住民の不満に言及した。
小川氏は、住民からの要望を受けて、事業者が計画を変更した点を説明した。しかし、具体的な住民の要望や事業者との調整が誠意をもって行われていたかについては、疑問の声が上がった。平川議員は、住民の施行同意書が添付されていないことが問題であると語り、長期的に落ち着いた住環境を守る必要性を訴えた。
また、議案第35号から38号について、市長の宮本泰介氏が提案理由を説明し、コロナ禍におけるワクチン接種や市内の新型コロナ感染状況についても言及した。この時点での感染状況については、非常に深刻であると強調され、ワクチン接種の進捗状況が報告された。議会では、今後の対応についても協議される予定である。
最後に、議会は9月2日から7日までの4日間、休会することを決定し、午前11時26分に散会した。議題は順調に進行し、今期定例会は様々な重要事項が審議されていることが示された。