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習志野市議会、ワクチン健康被害や教育環境整備を議論

習志野市議会で新型コロナワクチン健康被害救済や教育環境整備について議論。市長は4,098件の認定状況を報告。
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令和5年9月15日、習志野市議会では新型コロナワクチン接種に伴う健康被害救済制度に関する問題や、JR津田沼駅北口駐輪場の整備についての一般質問が行われた。

特に、佐野正人議員は「新型コロナワクチンの接種に伴い、健康被害救済制度に関する申請状況について議論しました」と述べている。市長は、8月31日現在、全国で8,667件の申請のうち、4,098件が認定されたと説明し、「習志野市でも今後の状況に注意を払い、必要な支援を行う方針だ」と強調した。

また、自転車交通の安全を問う声もあがった。議員たちは、特にJR津田沼駅北口の自転車等駐車場の建て替え計画において、駐輪場の移設に関し市民からの不安や要望が寄せられていると指摘し、対策を求めた。市は「北口の駐輪場は老朽化が進んでおり、整備は喫緊の課題」と回答。そして、「併せて代替駐輪場の整備について検討していく」とした。

木村孝議員は、教育行政に関連し、「教育格差是正のための学習支援や熱中症対策としての体育館のエアコン設置」といった具体的な問題提起を行った。教育長は「現在、地域学校協働本部を設置し、様々な活動に努めている」と答えたが、木村議員は体育館へのエアコン設置について「計画の進捗を急がなければならない」と述べ、迅速な導入を求めた。

さらに、習志野文化ホールの再建設についても議論が交わされた。議員からは1,500席の維持を望む声が上がり、市長は「音響面を重視し、1,350席を目指す計画で検討している」と説明した。

この日は多くの議員が様々なテーマで質問を行い、市民からの関心が急速に高まっている問題が浮き彫りになった。市が今後、どのようにその対応を進めていくのか、注目されるところである。

議会は引き続き、地域の安全や教育、文化施策などさまざまな面において市民の期待に応える姿勢を貫いていく必要がある。

議会開催日
議会名令和5年9月定例会(第3回)
議事録
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