令和5年5月17日に習志野市で開催された臨時会では、議長の選挙や議案の承認が行われた。
まず、臨時議長に就任した宮本博之氏が開会を宣言し、議場は30名の議員全員で成り立った。
議事に入る前に、臨時議長より議会の運営に対する所信が表明された。
議長選挙では、佐々木秀一氏が18票を得て新議長に当選。佐々木氏は当選後、同席した議員に感謝の意を表し、オープンな議会運営を行うことを誓った。
次に、副議長選挙が行われ、布施孝一氏が当選した。彼もまた、今後の役職に対し意欲を示した。
その後の議事では、議会運営委員の選任が行われ、常任委員会の委員長や副委員長も決定した。
新たに選任された委員には、今期の業務への理解と協力が求められている。
特に議案第20号と第21号の承認が重要視された。
宮本泰介市長からは、主に新型コロナワクチン接種や低所得の子育て世帯への生活支援について説明があった。ワクチン接種に関する補正予算としては、約7億円の予算が見込まれ、高齢者や基礎疾患を有する方への接種が予定されている。
また、低所得世帯向けには、1人当たり一律5万円の特別給付金が支給される見込みである。市長は市政の理念として、市民の期待に応える行政を目指す姿勢を強調した。
この臨時会では、合計で数億円に及ぶ補正予算案の承認が全会一致でなされ、議会は順調に進行した。
最後に、議会は5月18日から休会を宣言し、次回を待つことに決定した。今後も各議員が市民からの信頼を得られるよう努める姿勢が求められる。