令和4年9月の習志野市議会第3回定例会が開会した。
議長の清水大輔氏が、午前10時に会議を開き、出席議員は27名で成立を確認した。この定例会では、会期の決定が最初の議題となり、会期は30日間、すなわち9月28日までとされることに異議はなかった。
次に、会議録署名議員の指名が行われ、谷岡隆議員と清水晴一議員が署名議員に選定される。続いて、議席の一部変更についても議題となり、宮城壮一議員の議席が変更されることに対しても異議がなかった。
議案の説明では、宮本泰介市長が今期の定例会において、補正予算案や条例改正に関する議案を提案した。具体的には、「令和4年度習志野市一般会計補正予算」が提示され、歳入歳出それぞれ6億3384万5000円を追加する内容が紹介された。特に新型コロナウイルスワクチン接種のための国庫補助金が6億3030万2000円増額されるなど、予算案には注目が集まった。
また、習志野市職員の育児休業に関する条例の改正案も提案され、育児休業の取得回数制限が緩和される。これにより、より柔軟な育児と仕事の両立が可能となる。
最後に休会についての議題が提起され、8月31日から9月2日、さらには9月5日の4日間は議案等調査のための休会が合意された。次回は9月6日午前10時からの本会議再開が予定されている。
今回の会議では、新たに提案された補正予算や条例、さらには人権擁護委員に関する推薦案が議論され、今後の議会活動に対する関心が高まりつつある。