習志野市の令和3年第3回定例会が行われ、清掃行政や道路安全対策に関する議論が活発に行われた。特に清掃工場の更新が急務とされ、市民からも投票数が増加している。議員からは、過去の人事における不正についての質問が相次ぎ、行政組織が透明性を欠くことへの懸念が表明された。議員の一人は、数年前の刑事事件に関与した公務員が通常の退職プロセスを経ている点に驚きを隠せない様子を示し、こうした事例が労働の生産性に影響を及ぼすことを指摘した。
具体的には、清掃工場が更新される中で、過去の問題を掘り下げ、現在の清掃行政や輸送状態の確認が求められる。また、清掃業務への民間活力の導入が評価される一方で、公務における不正が引き続き議論されている。このような中で、道路安全対策の課題として、制限速度の見直しが提案され、特に小学校周辺での安全対策が必要とされている。議員は、習志野市のバス通りでの速度規制の不均衡について警察に再度要望することを確認した。
また、町会や自治会が設置する防犯カメラに関する要望も挙げられ、市として補助金制度の構築が検討されていることが報告された。これにより、地域の安全意識向上が期待されている。最後に、新型コロナウイルスに対する現在の取り組みについて、地域医療とワクチン接種の進展が評価され、さらなる取り組み強化が求められた。市長は、市民の安全を第一に考え、しっかりとした対策を実施する方針を示した。