令和5年12月22日、習志野市議会第4回定例会が開催された。この会議では、主に議案や発議案の審議が行われた。
会議にて、最初に行われたのは会議録署名議員の指名である。続いて、議案第82号の一部訂正については、市長より、社会福祉法人豊立会の理事長が藤崎壽路氏から藤崎雅実氏に変更されたとの報告が行われ、異議なしに承認された。
議案第75号から第91号及び受理番号第21号及び第22号については、総務常任委員会の高橋正明議員が委員長報告を行った。各議案は審査の結果、可決されることになった。特に、職員の給与に関する議案については、議員から質疑があり、さまざまな意見が交わされたが、全員賛成で可決された。
また、発議案第1号から第4号については、議員たちによって提案がされ、会議で討論が行われた。発議案第1号は、北朝鮮の金正恩氏による弾道ミサイル発射への抗議であり、賛成意見が多く集まった。
さらに、下水道課における不正な工事発注に関する調査特別委員会の設置を求める動議が提出されたが、賛成少数で否決される結果となった。この件に関しては、宮内一夫議員が多くの議員に対して問題提起を行い、内部通報制度の運用が極めてずさんであったことや、市民の理解を得られていないことを指摘した。集中的な調査を求める一方で、市の執行部に対する不満も表明された。
最後に、これらの議案や動議の審議終了後、会議は閉会した。今議会では、市民の関心が高い福祉や教育に関連する議案が多く可決されており、市政の進展が期待される。